魅惑の映像のディズニー映画の人気アニメ(長編)から、ディズニー好きな筆者が厳選した面白いランキングのトップ10を紹介します。
子どもから大人まで楽しめる作品の、簡単な【あらすじ】と【見どころ】を紹介していきます。
ディズニー映画 人気アニメ(長編)ランキング1位.《美女と野獣》あらすじ、見どころ
真実の愛と人間らしさを描くミュージカル
【あらすじ】
主人公ベルは、父を助けようと野獣のとらわれの身代わりになって、魔法がかかった城で野獣と暮らす。
世話をするのは、魔法で不思議な家具や道具に変身した召使たちだ。
野獣が真実の愛に出会わなければたいへんなことになるという。
ベルが野獣の優しさに触れ、野獣も心ひらいて希望が見えてきたとき、村のガストンたちが野獣を倒しに襲ってくる…。
【見どころ】
野獣の姿に隠された本当の心と、ベルの偏見のない自由な心が触れ合うダンスシーンが見もの。
このシーンで有名なテーマソングはポット夫人が歌う。『ビューティー・アンド・ザ・ビースト(美女と野獣)』アカデミー賞の作曲賞・主題歌賞。
作品は、MTVムービー・アワード 作品賞など受賞。
ベルと野獣の愛の行方を見守る脇役たちの、魔法にかけられたユニークなキャラクターは見もの!
愛の力とは?重くなりがちなテーマを、脇役たちでコミカルに描いている感動作だ。外見にとらわれず、人間らしさの尊さを考えさせられる一作。
ディズニー映画 人気アニメ(長編)ランキング2位. 《アナと雪の女王》《アナと雪の女王2》 あらすじ見どころ
愛と冒険のファンタジー
【あらすじ】
幼い頃は仲良しだった姉妹アナとエルサ。
エルサは、触ったものを凍らせる自分の力でアナを傷つけることを恐れ、心を閉ざしてしまう。
2人の父の国王が亡くなり国が危険になっって、アナはエルサと一緒に国を救おうとする。
アナの勇気で、エルサは本来の自分を取り戻す。
第2作では、エルサは自分の不思議な力の謎を追って、アナの協力で自分の幸せを見つけていく。
【みどころ】
「ありのままに”Let it go”」(アカデミー賞歌曲賞)の主題歌にも歌われる、自分本来の生き方を追い求める姉妹の成長の感動作。
姉妹の絆と愛がテーマのこの作品2部作は、どちらも一つで完結しているが、できれば続けて観たい。
主人公の妹アナ、一瞬で氷の世界を作る姉のエルサ、二人が織りなす対比と見えない気持ち。
美しい氷の情景が、二人の繊細な心の動きとマッチして、とても美しく描かれている。
現実にはない氷の世界が、見たたことがない極限の冒険へいざなってくれる。
この作品は、アンデルセンの「雪の女王」という童話にインスピレーションを得たそうだが、凍った世界以外は全くの独創になっている。
氷の力を持つ姉妹の行方に思わず引き込まれる冒険の物語だ。
友情、愛の力や自己肯定感の重要性を教えてくれる作品。
第86回アカデミー賞・英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、アニー賞で多数受賞。
ディズニー映画 人気アニメ(長編)ランキング3位、《トイ・ストーリー》シリーズ1~4 あらすじ、見どころ
感動と別れの”おもちゃ”たちのコメディ傑作
【あらすじ】
男の子アンディのおもちゃたち。おもちゃたちの目線で描く物語には、様々な出会いと別れが次々と訪れる。
主人公のウッディは、アンディの一番のお気に入りのカウボーイ人形。おもちゃ達のリーダーだ。
新入りのロボットのバズ・ライトイヤーが入ってきて対立が始まる。
おもちゃ殺しの少年シドや猛犬スカッドからの攻撃、アンディの引っ越しで起こる騒ぎで、ウッディとバズのさまざまな冒険をしていく。
作品を追うごとに、持ち主のアンディの成長で捨てられると思いこむおもちゃたち。
恐竜のレックスや、ジャガイモのミスター・ポテトヘッド、ばねの犬のスリンキー・ドッグ、ぶたの貯金箱ハム、他たくさんのおもちゃが、それぞれの形をいかして助け合っていく。
【見どころ】
『トイ・ストーリー』シリーズは、アンディの成長と共に内容も変わっていく。
おもちゃたちが話したり動いたりすることは子どもに知られてはいけないというおもちゃのルールに共感を呼ぶ。
1999年から毎年新作が発表され、トイ・ストーリー4で終わりを告げた。シリーズ5も発表される。
アカデミー賞受賞のシリーズ3が興行収入第1位。
完結編になるシリーズ4は、アンディのもとから離れ、愛されたキャラクターたちに焦点を当てた作品。
笑いと冒険、時に涙ありで、大人もつい童心にかえってしまうコメディ傑作。
ウッディたちの失敗や対立、そんな成長とチームワークで、友情の大切さを子どもたちに伝えてくれる。
制作ピクサー・アニメーション・スタジオ。
ディズニー映画 人気アニメ(長編)ランキング4位. 《アラジン》 1992年 あらすじ、見どころ
勇気と魔法の旅で真の幸せを描くミュージカル
【あらすじ】
貧しいけど生き生きと暮らしていた青年アラジンが、魔法のランプを手に入れて繰り広げる冒険譚。
アラジンは、街中で王女ジャスミンと出会い、恋をする。
ジャスミンに認められる身分になりたいと悩むアラジン。
国を手に入れたいジャファーは、洞窟の魔法のランプを取ってくるよう、アラジンをそそのかす。
相棒の猿のアブーと、魔法のランプを手にしたアラジンは、ランプの魔人ジーニーに出会う。
ジーニーは、3つの願い事を叶えてくれるという。アラジンは王子にしてもらい、ジャスミンに会いに行く。
順調にいっていた時、ジャファーにランプを盗まれてピンチ!ジーニーの知恵で乗り越えるその方法とは?
そして、長い間ランプに閉じ込められていたジーニーの願いが叶う訳は?
【見どころ】
中東のエキゾチックな世界を舞台に、ジーニーのアラビアンナイトの歌で始まるミュージカルの楽しい作品。中東のカラフルな衣装が目に鮮やかだ。
原作は、”アラビアンナイト(千夜一夜物語)”というイスラム圏の逸話集の中の「アラジンと魔法のランプ」のお話という。
見どころは、アラジンがジャスミンを誘い魔法の絨毯で飛ぶシーン。新しい世界を冒険しようと、アラジンとジャスミンが歌う。
この”ホール・ニュー・ワールド”は、アカデミー賞・ゴールデングローブ賞の作曲賞を受賞。
注目したいのは、この作品をコミカルなイメージに作り上げたジーニーの名演技。
名優ロビン・ウイリアムズ(MTVムービー・アワード コメディ演技賞)が声と歌を担当。
アラジンとの友情が感動を呼ぶ。
願いと真の幸せを見つけることの大切さを教えてくれる感動作。痛快なストーリーが夢と希望を抱く人々に勇気を与えてくれる作品。
ディズニー映画 人気アニメ(長編)ランキング5位.《リトル・マーメイド》1989年 あらすじ、見どころ
強い願いと幸せを求める力を描くファンタジー【あらすじ】 好奇心旺盛で明るいアリエルは、海の王の娘の人魚姫。
人間の王子エリックを助け、人間になりたいと願う。
アリエルは、人間になりたさに魔法使いアースラと契約する。
エリックに会いにいったアリエルだが、魔法で声を失ったアリエルにエリックは気付かないのだった。
王子から愛されなければ恐ろしいことになってしまうアリエル。
友だちの魚フランダー、カニのお目付け役セバスチャン…たくさんの海の生き物に支えられながら、明るいアリエルは、自分の幸せを自分で求めていく。
【見どころ】
ユニークなキャラクターの生き物たちや、美しくにぎやかな海の世界。アニメの映像で、色鮮やかで、小さな子どもから楽しめる作品。
小さな人形姫と題された本作だが、有名なアンデルセンの童話「人魚姫」が原作。結末は童話と逆で楽しい作品になっている。
人間の世界へ行こうとするアリエルを引き留めようとセバスチャンが歌う”アンダー・ザ・シー”は、アカデミー賞主題歌賞・作曲賞。
海の楽しい生活を歌うこのシーンは、楽しくて何回見ても飽きない。
自由に明るく、願いに向って進むアリエルに共感の嵐がわいた勇気と成長の感動作。
ディズニー映画 人気アニメ(長編)ランキング6位.《リメンバー・ミー》 2017年 あらすじ、見どころ
夢に向かう情熱と家族愛を描いたファンタジー
【あらすじ】
ミュージシャンを夢見ている少年ミゲルは、家族から音楽を禁じられている。
ある時ステージで歌う決心をしてデラクルスのギターを盗む。
すると、ミゲルは不思議なにぎやかな世界に迷い込んでしまう。
そこは死者の国だった。
ガイコツのヘクターは現世に行きたいが行けない。ミゲルを利用しようとするが、一緒に冒険するうちに友情を深めていく。
ヘクターから、ミゲルの祖先という真実を知ったミゲルは、どうしても家族の元に帰らなければと思うのだった…。
【みどころ】
舞台は、南アメリカのメキシコ。伝統文化の「死者の日」をモチーフにしている。
亡くなった人を現世に迎えるのは、日本のお盆に似ているが、メキシコではお祭り騒ぎをして楽しく過ごすという。メキシコ文化に触れることができる作品。
セリフもアミーゴなどのメキシコ公用語のスペイン語でつづる陽気な作品。ラテン音楽をベースにした歌と音楽もが異国情緒をかき立ててくれる。
見逃せないのがラスト。認知症の祖母ママ・ココが亡くなった人を思い出すシーン。
ミゲルが”リメンバー・ミー”を歌う(アカデミー賞作曲賞)。映画の原題『coco』はこの意味だ。
思い出してくれる人が居なくなれば人々の記憶から消え、2度目の死である永遠の死を迎えるという。
家族が記憶から消えないように奮闘するミゲルの姿は感動ものえある。
夢を追うことと家族愛の尊さが主題のアドベンチャーファンタジー。
ピクサーがてがけた受賞多数の感動作(アカデミー賞、英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、ブリンプ・アワードアニメ映画賞、サテライト賞、ニューヨーク映画批評家協会賞、ティーン・チョイス・アワード映画部門、アニー賞他)。
ディズニー映画 人気アニメ(長編)ランキング7位. 《ズートピア》 2016年 見どころ
ー 多様性と夢に向かう意志
動物たちが共存する空想の都市ズートピアで起こる出来事を描いた作品。 ウサギとキツネが織りなすちょっとユニークなファンタジー。
異なるバックグラウンドを持つ主人公たちが困難をどう乗り越えるか!
もちろんディズニーのテーマである夢に向かう姿にも注目したい。多様性の大切さを伝える一作。
ディズニー映画 人気アニメ(長編)ランキングおすすめ8位. 《モアナと伝説の海》2016年 見どころ
— 自己発見と勇気の航海
勇気がある少女モアナが大海原を冒険し、自分自身を見つける感動的な物語。
勇気を持って未知の世界に踏み出す姿は自己成長を描いている。
が、筆者が見た後記憶に残ったのは、対比のように描かれた存在マウイだ。
モアナが冒険の中で出会うマウイだが、あなたの記憶にも残るだろうか。
ディズニー映画 人気アニメ(長編)ランキング9位. 《ライオン・キング》 1994年
— 成長と運命の力強い物語
サバンナの王国を舞台にした物語は、成長と運命に向かう王子シンバの姿勢が魅力。 家族の大切さや自己信頼の重要性を心に刻む。
ディズニー映画 人気アニメ(長編)ランキング10位、《101匹わんちゃん》1961年 見どころ
ーぶち模様のわんちゃんが繋ぐ愛の物語
ディズニー初期のアニメの中で時を超えて愛される一作。
ぶち模様の100匹のわんちゃん達が主人公! わんちゃんの目線で描く人間は?そして、生き残りをかけて果敢に戦うわんちゃん達の運命は?101匹目とは?
飼い主の二人のロマンスとわんちゃん達のロマンスが心温まる。子供から大人まで楽しめるアニメの傑作。
【まとめ】ディズニー映画 人気アニメ(長編)ランキング10作品
紹介したディズニーアニメ10作品
1,美女と野獣
2,アナと雪の女王、アナと雪の女王2
3,トイ・ストーリー(シリーズ1~4)
4,アラジン
5,リトル・マーメイド
6,リメンバー・ミー
7,ズートピア
8,モアナと伝説の海
9,ライオン・キング
10,101匹わんちゃん
魔法のようなディズニーのアニメ映画は、アニメーション技術とともに進化し続けています。心に響くメッセージを持った作品ばかりです。
何度見ても新たな発見があり、深い意味を見つけることができるでしょう。
これからも、その魔法が私たちの心を豊かにし続けます。あなたの心に感動がとどけば嬉しいです。
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